JR横須賀線、鎌倉駅から徒歩9分、鎌倉彫の老舗「博古堂」さんを訪ねた。
日帰りで東京より先に行くことは不可能かと思っていたが、春に東京に行った時
宇都宮から出ている”湘南新宿ライン”で神奈川県の逗子まで行けることを知った。
快速もあり、更にグリーン車(別料金)まで付いている、有り難い電車である。

博古堂さんは、鶴岡八幡宮へ続く桜並木若宮大路の突き当り、三の鳥居脇にある。
仏像作りから鎌倉彫へと移行し、1900年からこの土地に店舗を構えたという。
博古堂の鎌倉彫は、北海道産の桂の木を十分に乾燥させて使用しているため、
とても軽量かつその素直な木目は、彫刻をするのに大変適しているのだという。

食器や茶器や蝋燭立て手鏡などの小物、お盆やお皿硯箱など、作品は様々。
表面は漆仕立てされているが、使うごとに味わいが深くなって行くという。
”飾る”より”使う”博古堂さんの商品は、色々な所に工夫が施されている。
作業場の見学はさせて頂けなかったが、一つひとつ手作りされている職人さん。
刀も博古堂さん独特の砥ぎ方があるという事で、修業はそこから始まるという。
伝統を守り繋いでゆくことの大変さ、それゆえの商品のお値段なのかと思う。
日帰りは出来るものの、流石にローカル線だけでは無理で、最終の福島発
米沢行きの電車に間に合うように、宇都宮から福島間は新幹線を使った。









